「海外FXって怖い」という声を聞くことがある。
その理由を尋ねてみると、「出金拒否などの出金トラブル、口座凍結があるから」
などという回答が聞かれる。
実際に、海外FXでの出金拒否・出金トラブルというものはあるのだろうか。
またあったとしたらどんな理由でなってしまうものなのだろうか。
海外FX業者の出金拒否とは
海外FX業者の出金拒否とはどんなものなのだろうか?出金拒否という自分のお金が引き出せなくなってしまうイメージを持たれると思う。
これは、英語に訳すと「ディールキャンセル」(deal cancel)になる。
Deal Cancelは「利益が出た分のトレードが取消し」になるということ。
利益分が無効になるのでその利益が出金できなくなるが、預け入れた元本に関しては問題なく出金可能だ。
全額出金不可ではないので安心してほしい。とはいえ、利益分取り消しも相当に痛いが・・。
真っ当な海外FX業者では出金拒否はありえない
当サイトで紹介しているような海外FX会社は、日本の業者よりもはるかに大きいところも多い。
ちゃんと金融ライセンスを取得して金融業を営んでいるような会社がわずかな金額の個人を相手に出金拒否をするということは第一割にあわないのだ。
例えば、みずほ、三井住友、三菱UFJ銀行といった大手が正しい出金手続きを行う相手に対して数百万円の金額を出金拒否することは考えられないだろう。
FX会社側が拒否するのは、詐欺目的などではなく正当な理由があってのことなのだ。
出金拒否の可能性がある海外FX業者
.■ IronFX(アイアンFX)
IronFXは過去に多くの出金トラブルを起こしており、
中国の投資家が暴動、営業停止処分、中央銀行からの警告
といったトラブルを抱える業者だ。
以前、日本撤退したこともあったが、その時、日本人トレーダーに対して口座凍結、アナウンスなしで保有ポジションの強制決済などを強制執行したことからも、悪名高い業者として有名だ。
■FXsuit(エフエックススーツ)
FXsuitは2019年に創業された新興ブローカーだ。いわゆる「3すくみのスワップ取引」で名前を知られるようになった。
「3すくみ法」とは、3つの通貨ペアでポジションを持ち続ける事で損益を相殺し、スワップを継続して稼ぐ手法で、一部ではブームとなったが現在この手法は破綻している。
それに加えてFXsuitは、
入金後、半年間は出金不可
出金手数料が30%もかかる
という独自の厳しいルールがあり、一旦入金したら最後、資金を長期間、取り戻せなくなる。
おまけに、FXsuitはライセンス無登録のノーライセンス業者、サタンプロジェクトでの詐欺業者といわれるようになったIronFXと関連性が深い。
■InstaForex
Instaforexは、Forex Peace Armyで詐欺業者(SCAM)認定されている。
サイト内の口コミをみてもで、出金拒否事例が多数報ある。
■FXopen(FXオープン)
FXopenも、ForexPeaceArmyで多くの出金拒否事例が寄せられていている。
ゼロカットシステム採用にもかかわらず
「マイナスになった場合、次回の入金からマイナス分を差し引く」
という文言があり、結局追証と同じということになる。
出金拒否だけでなく、追証の発生も考慮に入れなければいけない。
■FXDD
FXDDは、2015年1月のスイスフランショック時に、ゼロカットを謳っているのに、それを無視してユーザーに追証請求を行ったことで知られる。
昔からのユーザーは悪い噂としての名前を聞いたことがあるだろうが、新しいユーザーは過去にそう言った事例があったことを知っておく必要がある。
出金拒否のない海外FX業者
怪しい会社には絶対に手を出してはいけない。そのうえで出金拒否のない海外FX業者を使うことが一番安全だ。
知名度も高いのでやはり安心感においてはダントツだろう。出金トラブルもない優良業者だ。
日本人向けサービスに力を入れているので、国内業者を使っているのでは、と錯覚するぐらいの感じを受ける。スプレッドも狭く、新規口座開設ボーナスも高額なので口座を持っておいて損はない。
スプレッドの狭さがダントツで、専業トレーダーに人気が高い。ボーナスがなくてもスプレッドの狭さと約定力の高さで十分にカバーしている。
出金拒否事例も全く見られない。
むしろ国内FX業者のほうが実は危険
国内FX業者のほうが、リスクがなくて安心して取引できるという誤解を持っている人がかなりいる。実は海外FX業者よりも国内FX業者のほうが危ない。
というのも、ガイドラインに書かれている取引制限があいまいなので、気づかずに違反してしまい、出金拒否や口座凍結などの出金トラブルになってしまうのだ。
国内FXのほうが出金拒否の話を聞かないんだけど?
「国内FXブローカーを使っていて出金拒否の話ってあまり聞かないんで実際に国内の方が安心なのでは?」
最初の大前提として、出金拒否や口座凍結が行われるのが、実際に利益を出しているトレーダーになる。国内FX業者でトレードをしている人は、初心者であったり、いわゆる情弱なので、ほとんどが負け組トレーダーである。
こういう人たちは、利益を引き出す以前に、元金すら溶かしてしまうケースが多いので、お金を引き出す場面まで進んでいないのだ。
国内ブローカー利用のトレーダーのほとんどは負けて利益もないので、出金拒否に直面することもない。
海外FXの出金拒否はボーナスアービトラージと指標トレードが主な原因
もちろん海外FXで出金拒否されるケースはある。しかしそれはトレーダーが規約違反をしたケースがほぼすべてである。決して業者のせいではない。
例えば、海外業者は入金ボーナス100%とゼロカットシステムがある。この仕組みによりトレーダーは追証におびえることなく堂々とトレードができるが、この仕組みを悪用した場合はただちに出金拒否、口座凍結となってしまう。
事例:GEMFOREX
GemForexは出金拒否の噂について、HP上で公式に見解を出しています。
まとめると、出金拒否と取られかねない事例は4件
そのうち3件は、到底受け入れがたい悪質なトレード
1件はシステムのバグによるもので円満解決した#ドル円#トルコ円#ユーロドル#豪ドル#ポンド円 pic.twitter.com/IdCIRGIlPr
— KEIJI@海外FX会社のススメ (@keiji_fx) December 6, 2019
GEMFOREXは、出金拒否や出金トラブルにおける見解を公式HPに掲載している。
このようにトレードに不正があると有無をいわさず厳しい措置が取られるが、逆に業者側のシステムのバグなど責任がブローカーにもある場合は、真摯に対応してもらえる。
不正をしていない投資家は堂々とそのままトレードを行って大丈夫だ。
海外FXの別のリスクとは
海外FXには国内とは違う特有のリスクがある。これらのリスクは出金拒否や口座凍結といった出金トラブルと一緒にしてしまっている人が多いので、気を付けよう。
海外業者のリスク1:経営破綻
国内のFX会社の場合、日本の金融庁によって完全信託保全が義務となっているため、万が一経営破綻になっても、預けてある資金は守られるが、海外FX業者だと信託保全には当てはまらない。
信託保全を謳っている業者もあるが、保証されていない会社の方が多い。
法律で保護されているわけではないので、海外FX業者を使う際にはあまり信託保全については期待しないほうがいい。
海外業者のリスク2:逃亡・バックレ
ごく一部ではあるが、最初から集めたお金を運用することなく、持ち逃げを前提として設立している会社も存在した。完全な詐欺業者だ。
こういった会社に資産を預けると、出金依頼をしたとしてもいろんな理由をつけて、その依頼を断る口実を作ってしまいお金が戻ってくることはない。
出金拒否されないための注意点
出金拒否、出金トラブルは我々トレーダー側でもある程度は対策をたてることができる。
そのひとつが「業者選び」だ。ここを間違えてしまっては、いくら正当なトレードを行ったとしても、お金が引き出せなかった、なんてこともあるから気を付けたい。
ライセンスがある会社を選ぶ
無登録業者も多い。中には申請中のまま運営していたりして、真っ当な業者も多いのだが、信頼という意味においては、すでに金融ライセンスを取得しているところを選ぶのが賢明だろう。
中には申請中のまま営業しているところもある。
かつてノーライセンスだったis6com(is6fx)は当時から出金拒否はみられず、真っ当な運営をしていた。
新興会社よりも歴史のある会社を選ぶ
新興会社はまだまだ経営が安定せず、相場の急騰、下落に耐えきれないケースが多い。
それに比べて年季の入っている会社は、リーマンショックやスイスフランショックといった大きな相場の動きにも耐えてきた実績がある。
設立して年数がたっている会社は、安心して任せられることが多い。iforexやXMなどは、歴史も長いだけあって、顧客も多く基盤も盤石だ。
海外の大手FX口コミサイトを参考にする
海外のFXの歴史は日本よりも長く、口コミサイトも長年運営しているものが多い。
その代表が
FOREXPEACEARMY(https://www.forexpeacearmy.com/)だ。
このサイトでは詐欺、スパム認定されている会社に対して、「SCAM」の文字を入れて注意を促している。新興ブローカーや、日本人向けのサイトなどは掲載されていないところも複数あるが、ここで詐欺認定されているブローカーは避けたほうが賢明だろう。
SNSや口コミサイトで評価が低かったり、詐欺認定を受けている業者
FXSUIT・SEVENFX・YoutradeFX・FXDD・SimpleFX
High TradeFX・Iron FX・Instaforex・Dinamic Trade
これらの業者は、FPAで詐欺認定を受けていたり、twitterなどで詐欺被害の報告があったような業者なので、注意したほうがよい。