海外FXのゼロカットシステムのメリットデメリット

海外FX

当記事では、以下の事をまとめている。

・ゼロカットシステムのメリットとデメリット
・悪用現金!ゼロカットの罠について
・日本と海外のゼロカット事情

海外FXのゼロカットシステムは究極のセーフティネット

国内業者を使っていれば、借金に陥っていたはずだったのに、海外業者のゼロカットのおかげで借金をしないで済んだ例はたくさんある。

この仕組みがあることによって、投資家は追証地獄という名前の借金におびえることなく、ゆとりを持ってトレードに取り組むことができるようになった。

ゼロカット導入の信頼のおけるFX業者

ここではゼロカットシステムを採用している信頼のおけるFX業者をあげる。

いずれも自動でゼロカットが実行されること、サポートがしっかりしていること、顧客満足度が高いこと、金融ライセンス所持していること、をすべてクリアした安心できる会社だ。

XM

(ゼロカット採用)XM公式サイト
業界最大手のXMは日本人トレーダーも一番多い。
新規口座開設で3000円もらえるのでそれを使ったお試しトレードを行ってみるといいだろう。

Gemforex

(ゼロカット採用)Gemforex公式サイト
日本人に優しいGemforexはレバレッジ1000倍に豪華なボーナスが特徴。
成長力が最も高く今一番勢いのある会社だ。

TitanFX

(ゼロカット採用)TitanFX公式サイト
スプレッドの狭さと約定力の高さでスキャルピングに最も適した会社がタイタンFX。

日本語サポートは24時間行っており、迅速・丁寧な対応も好印象だ。

ゼロカットシステムのメリット

何といっても、入金分以上の請求が来ることがないというメリットは計り知れないだろう。

国内業者であれば可能性のある借金の心配がないのだ。つまり損失が限定されているため、ゆとりを持ってトレードに取り組める。メンタル面での安定は非常に大きい。

ゼロカットシステムのデメリット

ゼロカット自体は顧客にプラスになることからデメリットはないと思いがちだが、実は

「追証がないという安心感から取引が雑になってしまうことも」

というという事実がある。これはゼロカットならではの罠といってもいい。個人の性格によって変わってくるだろうが、安心感が慢心につながらないように注意しなければいけない。

ゼロカットが実行されるタイミングは業者ごとによって異なる

海外業者は、ゼロカットシステムを導入しているところがほとんどだが、実行されるタイミングは業者によって変わってくる。

ゼロカットが実行されるタイミングを、各FX業者で比較してみた。

XM

XMのゼロカットシステムは次回入金時に実行される。

Gemforex

GEMFOREXのゼロカットは60分目安で実行される。ゲムが一番早い対応になるだろう。

TitanFX

TitanFXのゼロカットシステムは、 平日ロールオーバー後(日本時間7時)にゼロカット施行される。


・HotForex 次回入金時に実行
・LAND-FX  サポートセンターにゼロカット申請をすることで実行
・FxPro   24時間以内に自動で実行
・AXIORY  24時間以内に自動で実行
・is6FX  次回入金時に実行
・iforex     60分以内に実行

海外FX特有のゼロカットシステム

国内業者にはなく、海外業者にだけ存在するゼロカットシステムだが、その理由としては、海外の会社がNDD方式という取引方式を採用しているからだ。

つまり、海外業者の利益がスプレッド(手数料)のみで成り立っているということ。

トレーダーが少しでも取引を多くしてもらった方が会社としては利益があがる仕組みになっている。

もちろん追証のように借金を背負ってしまうリスクもあるため、投資家にとっては大きなロットでの取引を躊躇してしまうことも多いが、そういった人々のリスクを最小限に減らして会社が肩代わりしてあげることによって、投資機会を増やしてもらおうという考えなのだ。

トレーダーとしては、借金の恐怖がなく、リスクが限定されるため、安心して取引ができるようになり、スプレッドで成り立つ業者にとっても取引回数が増えるのは、喜ばしいことなので、まさにWIN-WINの関係になるというわけだ。

ゼロカットが間違いなく実行される業者を選ぼう。ゼロカットシステム採用を謳っておきながら、実際には実行されなかったり、時間がかかる業者もある。各会社の口コミや評判をみて、信頼度の高い会社を選ぶことが必要だ。

 

日本国内FX業者がゼロカットをとりいれない理由

「海外業者が取り入れているのであれば国内業者も同じようにサービスすればいいのに」と思われるかもしれないが、日本のFX業者は金融庁の規制で、ゼロカットは禁止となっている。

法律で定められている以上、仕方ないとはいえ、以前にはトレーダーの追証損失を補ったとして東郷証券が金融商品取引法違反容疑で強制捜査されたこともある。

このときに、元巨人軍の投手でばんせい証券の社長までつとめた林泰宏容疑者が、金融商品取引法違反(損失補填等の禁止)容疑で逮捕されている。

国内の会社がまったくもって安全ともいえないのがこういった事件をみても分かるだろう。

日本国内の金融ライセンスは法律の縛りがあって、サービスも限界があるのだが、その代わり、全額信託保全などの保護措置などのメリットも存在する。

どちらをとるかは人それぞれだが、ある程度の経験を積んだトレーダーが国内から海外業者にメイン口座をシフトするのを見ていると、やはりゼロカットでリスクヘッジすることの大切さを改めて実感する。

楽天FXスプレッド拡大事件

当時の2chで「楽天FX被害者の会」スレで大騒ぎになった。
2016年3月17日20時頃、楽天FXが突然スプレッドを1,500pips(15円)に拡大して、トレーダーのポジションを全部刈り取った事件がある。

売値と買値の両方のスプが両方とも拡大し、エントリーしている全ての顧客を矯正ロスカットに追いやった。この2時間後、楽天は自社チャートの不具合を認め謝罪を行ったものの、トレーダーの怒りは収まらなった。
この事件を契機にXM、iforexなど海外FX業者へ変更した人も非常に多かった。

■海外業者のゼロカットは問題ないの?

国内業者が禁止されているのに、海外業者はやっているって法律に反してるのでは?と思われるかもしれないが、海外の業者は日本の金融ライセンスの取得義務もなければ、金融庁への登録義務もないので、全く問題ない。

■顧客に追証請求がないと、海外業者の負担が増すのでは?

ゼロカットで追証をなくすと、その分ブローカーが負担するわけだから、業者の経営が成り立たないのでは?と考えるかもしれない。

スイスフランショック級の大変動の時は、多くのトレーダーが追証の借金が発生したが、業者は、ゼロカットシステムを発動して、顧客の損失が広がらないようにつとめてくれていたのだ。

そして、各会社は対策としてレバレッジコントロールを行う。
FX業者は急変動がおこりそうな時間によってレバレッジに制限をかけている。

理由としては、万が一相場の急変動が起こった場合でも、ハイレバレッジを利用している顧客に多額の追証を負わせないため、だ。

これにより、極端なマイナスが出ないような仕組みとなったのだ。

そしてもう一つ、万が一海外FX業者が経営破綻してしまっても分別管理や信託保全という、トレーダーの資金を守る制度を導入しているのだ。

ゼロカットシステムの悪用

いうまでもないが、ゼロカットシステムはユーザーの利益を守るために存在する。

ところがそれを悪用しようという輩が残念ながら一定数いるのだ。もちろんそれが発覚した場合は、ゼロカットが発動せず、利益が取り消されるケースがある。

そればかりか、口座凍結したり、その会社での口座開設が永久にできなかったりと、非常に重いペナルティを課されることも多いので気を付けたい。

具体的に言うと、複数口座で両建てを行う事だ。
どちらに転んでも片方が利益を得て、片方がゼロカットを使っているので損失が限定され、結果として、相場が上がっても下がっても利益になってしまうのだ。

・2つ以上の業者の口座を持ったうえでの両建て取引行為
・同じ会社の複数口座での両建て取引行為
・グループの複数人が同じタイミングで入金、トレードを繰り返す行為
上記の内容はどこの会社もほぼ同じ規定を持っているはずだ。

そしてこれを破ったら、口座凍結になることが多い。

一般のトレーダーが通常の取引を行う分には、凍結になることはない。

ゼロカットシステムの口コミ

モノクマ @monokuma_san87
ドル円やはり下窓爆発(笑)
即死ですw

でもゼロカットシステムのおかげでマイナス65000円は払わないでよいので助かりました
午前7:13 · 2020年1月27日·Twitter for Android

 

ゼロカットとロスカットの違いとは

ロスカットは、国内、海外を問わずほとんど全ての業者に用意されているものだ。

ロスカットとは、顧客保有のポジションの損失(含み損)が一定のレベルに達した際に、強制的にポジションを解消するものだ。

ただし、これは口座がマイナスになったときに、損失をなくしてくれるものではない。あくまでもマイナスはマイナスとして借金(追証)となってしまう。

たいするゼロカットは、口座がマイナスになったときに、それをゼロにしてくれるシステムのことだ。つまり借金になったとしても、それを業者が肩代わりしてくれるものなのだ。

このゼロカットは国内業者にはない。

日本国内では、
・金融商品取引法の第39条、損失補填等の禁止
・証券取引法の第42条の2、損失補てんの禁止
の法律でゼロカットシステムが禁止されているためだ。

国内業者が不利な条件なのは、日本の法律を遵守する必要があることも理由の一つだ。

ゼロカットシステムのまとめ

ゼロカットシステムの概要を説明してきたが、これにより追証地獄に陥ったり、借金を背負って退場ということがなくなった。そして借金を背負うことのない安心感から、海外業者の口座開設が一気に増えてきた。

業者がリスクを背負ってくれている分、我々トレーダーはしっかりと地に足を付けて取引をすることが可能になった。是非この大きなメリットを享受してトレードに励もう。

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TitanFXは業界トップのスプレッドの狭さ、約定力の高さ、日本語サポートの充実でプロトレーダーの愛用者が多いのが特徴だ。
ボーナスキャンペーン類は用意していないが、その分スペックに還元しているので、非常に快適なトレード環境が実現できる。

XM

業界最大手のXMtradingは、やはり人気も圧倒的だ。知名度、スプレッド、約定力、ボーナスの充実度、きめ細かい日本語サポートなどどれをとっても一定水準なのが安心できる。

Gemforex

創業者メンバーが日本人ということもあって、日本人市場を意識しているのがゲムフォレックス。
もちろん、サポート面でも日本人に安心できる仕様となっている。
最大2万円の新規口座開設ボーナス、狭いスプレッド、使い放題のEAサービスなど、さらなる発展にも期待。

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