NDD方式採用の国内・海外FX業者を比較

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DD方式と比べると、圧倒的に透明性が高いNDD方式(No Dealing Desk)ノー・ディーリング・デスク。

国内業者のほとんどがDD方式であるのに対して、海外業者はほぼNDD方式になる。XMもNDDを採用している。

もちろん海外ブローカーでもDD方式を採用している例もあるが、それぞれに一長一短があるわけだから、その方式の採用が悪いとは一概にはいえない。

まずはNDD方式のメリットとデメリットを知って、その長所を生かすようなトレードができるようにしたい。

NDD方式採用の海外FX業者一覧

海外FXブローカーはほとんどNDD方式を採用している。ただしiForexはDD方式だとされている。

・NDD業者(上記以外の海外業者はほぼ全て)

XM

NDD方式の代表格がXMだ。国内業者から移管した人は「スプレッドが広い」と感じるようだが、XMのスプレッドは平均的な広さだ。むしろDD業者の国内の会社の方がかけ離れた数値だととらえた方がいいだろう。
ボーナスの充実度、888倍のハイレバレッジなどを考えるとむしろ国内業者よりも有利なトレードができるだろう。

XM公式サイト

XMの口コミと評判について
XMtrading(エックスエムトレーディング)は、海外FX業者の代名詞ともいえる存在だろう。 日本人トレーダーの間では、知名度、人気、ともに証券会社業界トップともいえる地位を築いてきた。 それだけトレーダーの評価が高いということは、XM社...

TitanFX

NDD方式にもかかわらずスプレッドが狭いのが特徴のタFX。レバレッジは500倍とXMやゲムフォレックスにとどかないが、MT5が使えスキャルピングも可能なので、経験を積んだスキャルピングトレーダーの支持率が圧倒的に高い。
約定力も高いのも、短期売買トレーダーにはありがたい仕様だ。
ボーナスキャンペーンの類がないので初心者がお試しでトレードするのはやや敷居が高いかもしれないが、スプレッドやサーバーの安定性をみればボーナス無しでも納得できるスペックだ。

TitanFX公式サイト

TITANFX(タイタンFX)の口コミと評判について
TitanFX(タイタンFX)は、2014年に創業された海外業者。 2013年に低スプレッドと高約定力で日本人トレーダーから支持されていたオーストラリアFXブローカーPepperStone社の役員陣が新しく日本人向けに設立した会社だ。 ペッ...

FXGT

新しい取引所だが、NDD方式を採用している。

暗号通貨取引所クリプトGTの関連会社であることから仮想通貨に強いのが特徴で、これからの暗号通貨の盛り上がりを予想すると、口座を持っておいた方がいい会社だ。
トレードツールはMT5のみでMT4が選択できないことに注意。MT4のインジケーターを持っていてもFXGTでは使えない。

FXGT公式サイト

FXGTの口コミと評判について
FXGT(エフエックスジーティー)は2019年12月16日にスタートアップしたばかりの新興海外FX業者だ。新興とはいっても、仮想通貨取引所として実績のあるクリプトGTの関連会社に当たり、信頼性は十分だ。 一番新しい会社ということもあり、評判...

その他のNDD方式採用の海外FX業者

Axiory
Bigboss
TradersTrust
Tradeview
FXDD
IFCMarkets

・DD業者 iForex

・一部DD方式業者
Gemforex(ノースプレッド口座でDDの可能性)
XLNTrade(一部DD方式)

NDD方式採用の国内FX業者一覧

アヴァトレード
EZインベスト証券
FOREX EXCHANGE
サクソバンク証券
外為ファイネスト
JFX
OANDA

上記の会社は日本国内のNDD方式採用会社といわれているが、実際にはDD方式の可能性があるので注意が必要だ。不自然なスリッページも実際に起こっている。
日本の法律で守られたFX会社は完全にガラパゴス化していて、ぬるま湯に浸かりきっていて成長の余地もない。
レバレッジが25倍制限、ゼロカットシステム不採用と国内の法律にがんじがらめにされていることもあり、トレーダーにとっても不利な条件であることにはかわりない。

NDD方式には2種類ある

単にNDD方式と呼ばれるが、1種類ではない。

NDD方式はさらに
ECN(Electric communication network)方式
STP(Straight through processing)方式
の2つの種類に分けることができる。

ECN
バーチャル取引所に近い感じで銀行や証券会社、ファンドマネージャー
トレーダーが注文を出し合い、ロットと価格が合えば、取引が成立するやり方。

この注文価格は株式や先物取引と同じく板情報としてみることができる。

価格はこの取引所の中でやり取りしている中で決定するので、業者がレートを操作することはできず、業者の取り分は純粋に仲介手数料だけになる。

マッチングを適正におこなうためには、流動性が必要になることから、証拠金や最低取引ロットが大きくなる。

STP

顧客の注文をそのまま市場に流すやり方。

ECN取引に参加している銀行や証券会社に注文を流すイメージになる。この方式だと先方でロット数がまとまるので、小口の取引も可能だ。

この方式だと、カバー先の掲示しているレートに対して注文を出すので、本来のレートにスプレッドをプラスして価格を出すことができる。

そして、この注文がマッチングしているかどうかについては、カバー先がおこなっていることなので、顧客が見ることができない。

つまり本当にオーダーを流しているかどうか、自分のところで相対取引をおこなっているかもしれない、という疑念もでてくるわけだ。

本当にNDD方式かどうかを調べる方法

中がブラックボックスのDD方式に比べると、NDD方式ならば安心と思われるかもしれない。しかし、NDD方式だからといって、本当に透明性の高い安全な業者かというと疑問が残る。

しかし、それを自分たちで確認する方法があるのだ。

現在使っている、または使おうとしている業者に対して、

「リクイディティプロバイダー(Liquidity provider)を教えてください」
または
「板情報を見ることができるかどうか」
と聞いてみればいい。

リクイディティプロバイダーとは、注文を流しているカバー先のこと。

ここがはっきりとしているのであれば、注文に対する処理もしっかりと行われている可能性も高くなる。つまり安全性も高くなるということ。

まとめ:FXで勝つのであれば、NDD方式の会社を選ぶべき

NDD方式、DD方式にはそれぞれの特徴やメリットがある。約定力はNDD方式、コスト(スプレッド・手数料)はDD方式の会社の方が有利になる。

特に初心者のうちはコストにばかりとらわれてしまい、スプレッドが狭い会社を選んでしまいがちであるが、実際には、約定力、約定率の方がはるかに重要であることに気付いてほしい。

上級者にもなれば、約定できなくて希望したレートと異なるポジションで決済せざるを得なかった経験を重ねて海外FXに行きついているのだから、ビギナーであっても、コスト面だけに固執することなく、トータルで考えると、約定力の方がむしろ大切であることが分かってくると思う。

その意味でもNDD方式のFX会社を選択することが、大きなアドバンテージとなるのだ。

 

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TitanFX

TitanFXは業界トップのスプレッドの狭さ、約定力の高さ、日本語サポートの充実でプロトレーダーの愛用者が多いのが特徴だ。
ボーナスキャンペーン類は用意していないが、その分スペックに還元しているので、非常に快適なトレード環境が実現できる。

XM

業界最大手のXMtradingは、やはり人気も圧倒的だ。知名度、スプレッド、約定力、ボーナスの充実度、きめ細かい日本語サポートなどどれをとっても一定水準なのが安心できる。

Axiory

最近、日本人市場を意識しているのがアキシオリー。もともとの評価は高かったものの知名度の点でいまいちだったものの、そのスペックの高さが知られるところとなってきた。

サポート面でも日本人に安心できる仕様となっている。
最大1万円の新規口座開設ボーナス、狭いスプレッド、手厚い日本語サポートなどいずれも業界トップクラスだ。

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