Axioryは2015年からのヒストリカルデータをダウンロードすることが可能だ。
EAのバックテスト以外にも様々な用途で利用ができる。 ここではヒストリカルデータのダウンロード方法について解説した。
Axioryはヒストリカルデータを提供している
Axioryは2015年からのヒストリカルデータ(過去の値動きを示したデータ)をを提供している。
ヒストリカルデータを提供しているFX会社は案外少ないのでけっこう貴重だ。 EA(自動売買)での取引を行うトレーダーにとっては非常に貴重で重要なデータとなるだろう。
ヒストリカルデータはAxioryユーザーであれば誰でも利用することができる。
ヒストリカルデータの用途とは
過去の値動きを示したヒストリカルデータには、以下の2種類の用途がある。
・1、EAのバックテスト ヒストリカルデータを利用する理由で一番多いのが、EAなど自動売買ツールのバックテストだ。
ほとんどの人がバックテストを行うために利用している。
新しいEAはすぐに使わずに、バックテストを行うことで、利用するに値するEAなのか、そうでないかを確認することができる。
・トレンド分析 ヒストリカルデータは加工が全くない純粋な過去値動きのデータとなっている。
未来が過去のデータと同じような値動きをするわけではないものの、予測においてゃ過去データは十分に参考になるものだ。
現在多くのトレード手法があるが、例えば、エリオット波動、フィボナッチ、RCI、RSI、ピボット、移動平均線といったインジケーターは過去のヒストリカルデータを分析した結果生まれたものだ。
Axioryのヒストリカルデータを分析することで、自分独自の戦略をたてることも可能となる。
ヒストリカルデータ取得前にやっておくこと
ヒストリカルデータを取得する前の事前準備としてMT4でヒストリー内の最大バー数を設定がある。
この最大バー数が多いほど、過去のチャート履歴までさかのぼってデータ取得できるのだ。
最大バー数の設定方法 MT4を起動。
画面上部の「ツール」をクリックし、「オプション」をクリック。
オプション画面が表示したら、「チャート」をクリックし、下部の「ヒストリー内の最大バー数」を最大値「2147483647」に設定しよう。
Axioryでのヒストリカルデータ取得方法
AXIORYでのMT4ヒストリカルデータを取得する方法についてステップで解説していく。
まずは、MT4を起動しよう。
起動後、上部の「ツール」をクリックし、その中の「ヒストリーセンター」をクリック。
銘柄と時間足の選択 ヒストリーセンターで、データを入手したい銘柄と時間足をクリックすると、データが表示される。
それぞれの選択後、下部の「ダウンロード」をクリック。 ダウンロードアラート画面が表示されるので、「OK」をクリック。
再度「ツール」内の「ヒストリーセンター」をクリックして「データベース・レコード」が0から増えていればOK。
以上でMT4でのヒストリカルデータの取得は正常に完了したことになる。
既存のヒストリカルデータの削除方法
新たなヒストリカルデータを入手の前に、既存のヒストリカルデータがあればそれを削除することが必要となってくる。
・開いているチャートを削除 チャートが開いたままでは既存データを消したとしても、再度チャートを開くとまた復元されてしまうので、画面右上の×ボタンをクリックしよう。
「ファイル」内の「データフォルダ」をクリック チャートを削除後、画面上の「ファイル」をクリックし、「データフォルダ」をクリック。 表示されたフォルダ内の「history」をクリック。
次に、「Axiory○○」をクリック。(DEMO,REAL) フォルダ内にある入手したい通貨ペアの「○○.hst」のファイルを削除したら完了だ。