LAND-FX(ランドFX)は、ニュージーランドを拠点とする海外FX業者だ。
ニュージーランドをメインにアメリカ・イギリス・中国・ロシアなど計13カ国でグローバルに展開している。
海外ブローカーの中でもボーナスが充実していることに加えて、低スプレッドと非常に魅力的なスペックを両立させているのが人気のヒミツだ。
当記事では、ランドFXの評判や口コミ、メリットやデメリットについてまとめた。
LAND-FXのメリット
まずは、ランドFXの強み、メリットをあげる。
スプレッドが狭い、圧倒的に狭い
なんといっても、スプレッドの狭さが圧倒的だろう。
平均でもドル円 0.8pips、ユーロ円 1.3pips、ユーロドル 0.8pipsという数値になっている。
ドル円だと、XMが1.6、Gemforex、is6FX、Axioryが1.5、スプレッドが狭いとされるTITANFXでも1.3という数値だ。
国内業者をみても、例えば外為オンラインだと
平均ドル円 1.0pips、ユーロ円 2.0pips、ユーロドル 1.0pips
というレベルだ。
ランドFXのスプレッドがNDD採用業者の中では最も狭い。
LPボーナス口座開設で100%入金などボーナスが充実
landfxのボーナスが充実している。LPボーナス口座限定になるが、入金額の100%ボーナスがある。
ボーナス総額は50万円で、累計50万円のボーナスを受け取るまで毎回入金する度にボーナスを受け取ることができる。
ほとんどの海外FX業者のボーナスは初回入金限定となっていることから、LandFXが非常に好条件であることが分かる。XMは初回5万円だからlandfxがいかにすごいかが分かる。
このボーナスはLANDFX内の他の口座からの資金移動に対しても付与される。つまりLANDFXで口座を持っていても、改めてLPボーナス口座を開設したほうがお得になる。
逆にいうと、口座によっては受け取れるボーナスがない。
ボーナス恩恵を受けられるのは、LPボーナス口座開設だけだ。
他の口座だと
ECN口座→ボーナスなし
LIVE口座→10%入金ボーナス&5%リカバリーボーナス
となってしまう。
最初に開設すべきは、LP口座だ。
LandFXの口座開設方法について
LANDFXのボーナスについては下記にまとめてある。
landFXのスプレッドの狭さは業界トップクラス
LAND-FXは海外FX業者でも上位を争う低スプレッドを保っている。
これは国内FX業者と比べてもまったく見劣りしない。
最近では海外ブローカー間のスプレッド競争も見られるようになってきたが、最初に低スプレッドで参入したのはLANDFXだ。
これを機にスプレッドが広いといわれてきた海外ブローカーもじょじょに国内業者との差を詰めるようになった。
約定力が高くサクサク約定できる
サーバーへの投資は惜しまないようで、そのおかげもあって平均0.0035秒以内の高速約定となっている。PrimeXm、RousTechといったところとも提携している。
特にEquinix社とパートナー提携していることからも、その性能に対する取り組みは本物だといえる。
Equinix社は業界トップクラスの通信会社で、通信速度測定においても、常に上位をたたき出す実力派だ。そのため、世界の大手金融機関も提携して、サーバーを設置しているので、スピード、信頼性ともに十分に満足できるレベルだ。
landFXはMT4だけでなくMT5も利用可能
LANDFXでは定番のMT4だけでなく、最新版のMT5も利用可能だ。
MT5は、メタトレーダー4の進化版ともいえるツールで、動作スピードが速く、チャート分析能力、時間足の多さ、おいて優れている。
ただ、MT5が利用できる国内業者、海外業者ともに限られているため、MT5を使いたい人はランドFXで口座開設を行うことで、実際にトレードすることが可能となる。
かつては、インジケータも少なく、使い勝手も悪いとされてきたMT5だが、改良を繰り返して相当に使いやすくなっている。
取扱通貨ペアが多数(67種類)
通貨ペア67種類
貴金属8ペア種類
オイル3種類
インデックス15種類
LANDFXでは上記、93種類の商品が取引可能だ。スウェーデンクローナ、チェココルナ、ロシアルーブルなどマイナー通貨も多いので、トレードの幅もそれだけ広がる。
NDD方式採用
LandFXではNDD方式を採用している。
・DD方式では?という疑惑について
約定スピードは0.035秒、と早く注文が約定・成立するので、一部では「NDDではなくDD方式では?」と疑われている。これは、タイムラグがほとんどないぐらいの約定の速さと、以前スキャルピングを禁止しているからである。
公式サイトには、NDDであることを明言しているが、スキャルピングを行っていた顧客の出金拒否実例があったことからこの疑念はぬぐい切れていない。
ただし、管理人とそのグループが使っていてLAND=FXと出金拒否などのトラブルに出くわしたことは一度もない。全てしっかりと出金対応には応じてくれている。
そしてスプレッドが変動性であるのも、NDD方式採用であるという理由にあたる。
NDD方式は、国内のFX会社のように会社が注文を一旦呑むのではなく、投資家の注文を直接市場に流すので、投資家対投資家の取引となる。
そのため、早朝のような市場参加者数が少ない時、指標発表時で相場の変動がある局面ではスプレッドが広くなるのだ。
LandFXはスキャルピングトレードもOK
LandFXはスキャルピングも可能だ。しかし以前は禁止されていたのだ。
かつての、LandFXの公式ウェブサイトには、経済指標発表時のスキャルピング、システムを使用したスキャルピングトレードが禁止と記載があったが、現在はその文言は削除されている。
当社では経済指標発表時のお取引、または経済指標発表時のスキャルピング行為を禁止致します。 通常のお取引におけるスキャルピングは禁止しておりませんが、システムを使ったスキャルピング、高頻度の注文・取引き、またはサーバーに負荷をかけ、リスクヘッジのための取引(カバー先への注文)に影響が出ると判断したお客様に対し、事前予告なく取引きを停止させていただく場合がございます。
以前の取引事項の通り、通常取引でのスキャルピングは禁止ではないので、LandFXで手動スキャルピングを行うことはOKだ。
やってはいけないのが、「サーバーに負荷をかけるような行為は禁止」と書かれている通り、システムを使った高頻度のトレードがまずいということだ。
つまり秒スキャトレードを行うEAでサーバーに負荷をかけるのがダメなのであって、一般的な裁量トレードでのスキャルピングであれば全く問題ないということになる。
禁止事項
Since all servers have limited capacity and are used by many people, you should not use Landprime Ltd. Sites in any manner that could damage or overburden any Landprime Ltd. server, or any network connected to any Landprime Ltd. server. You should not use Landprime Ltd. Sites in any manner that would interfere with any other party’s use of Landprime Ltd. Sites.
トレードコンテストを開催・世界中のトレーダーと競える
デモ口座でのトレードコンテストを定期的に行っている。デモ口座なので、リスクはかからないし、成績上位者にはリアルマネーが賞金として与えられる。
2020年最初のコンテストは元旦から登録を受け付けていた。
エントリー期間 2020.01.01 ~ 2020.01.19
コンテスト開始 2020.01.19, 22:05:00 (UTC)
コンテスト終了 2020.01.31, 22:00:00 (UTC)
成績上位者発表 2020.02.03
賞金もちゃんともらえる。
1位 500 USD、2位 300 USD、3位 100 USD、4位 50 USD、5位 50 USD
ノーリスクのデモ口座のため、リスクもなく、チャレンジすることにマイナス点はない。海外トレーダーは優秀な人もいっぱいいて、刺激をうけることもプラスだろう。
LANDFXの口コミと評判
forexpeacearmyでは、LANDFXの評価は「3.471」(2020/03/12時点)となっていて、比較的高評価だ。もちろんスパム判定もついていないので安心できるレベルとなっている。
Pang,John,インドネシア
Feb 14, 2020,
land-fxの JD氏が銀行に直接交渉してくれて、FXとバイナリーオプションの違いを説明して、
最終的に電信送金を認めさせてくれました。ありがとうございます。
インドネシアの銀行は金融リテラシーが低いのですが、早く世界レベルになってくれることを願っています。
Land-FXの担当者は、しっかりと交渉してくれて本当に助かりました。
LANDFXのデメリットについて
次にLandFXのデメリット、短所についてあげる。
ゼロカットは申告性
無条件でゼロカット対応をしてくれる他の業者とは異なる。
規約には
「マイナス残高はお客様が負担するものとし、サービスの一環で審査の上、Land-FXで負担させて頂きます。」と明記されている。
万が一残高がマイナスになり、ゼロカット対応してもらいたければ申告する必要がある。一応審査があるが、この審査は形式上のもので、あまりにおかしなトレードを行っていなければ審査は通るようだ。通らないと追証(借金)をうける事になるので、注意が必要だ。
Bitwalletに非対応
最近の入金、出金はオンラインウォレットのBitwalletを使う人が急増しているが、LAND-FXでは、非対応となっている。
■bitwalletとは
完全日本語対応のオンラインウォレット、口座維持手数料無料
海外FX口座への送金が即時反映
海外FX口座と国内口座間の送金手数料が合計824円で、24時間以内に着金
ほとんどの業者がビットウォレット対応となっているので、出遅れ感が否めない。
入金だけであれば、他の方法もあるので、問題ではないが、出金の場合、銀行送金だと手数料が高めとなってしまう。
その代わり、STICKPAYに対応しているので、利用を検討してみるのもありだろう。
スプレッドが広がる時間帯がある
一般的にどこの会社でも月曜日の週明け相場のスタートする時に、スプレッドに広がることがある。
LANDFXも例外ではない。
相場のオープン、クローズ時
平日早朝(朝6時~7時半)
要人発言・経済指標
ボラティリティが高い時
固定スプレッドの会社は一律固定だが、変動制の会社で開きがあることは仕方がない。
ランドFXのスプレッドについては、特に平日早朝時の開きが他社以上に大きいと感じられる。
対策としては、
ストップロスは余裕を持って設定
早朝時の新規注文、決済等トレードを控える
を行えばいいだろう。
このような急激なスプレッドの広がりずっと続かず15分~30分程度で通常に戻るので、焦らないことが肝要だ。
これはLandFXに限らず、タイタンFX、アキシオリーといった、極狭スプレッドをウリにしているスプレッド特化型会社は同様のケースになることが多い。
ECN口座が使いづらい
LANDFXはLive口座以外にもECN口座も提供している。
しかしECN口座は使い勝手がよろしくないのだ。
・最大レバレッジ200倍
・ボーナスなし
・取引手数料:往復0.7pips/lotがかかる
・最低入金額は10万円から
LANDFXのECN口座のスプレッドはドル円で0.5pipsのため、手数料を加えると1.2pipsとなる。
これであればLive口座がドル円平均スプレッド0.8pipsとなっているので、Live口座を利用したほうがよっぽどいい。
最大レバレッジ200倍、入金額も10万円なので、ECN口座を使う人はほとんどいない。
出金手数料がかかる
LANDFXは出金手数料がかかる。
海外銀行送金:約45ドル(約5,000円)
STICPAY出金:0.3ドル+出金額の2.5%
対策としては、出金額を決めておいてまとめて出金するようにしよう。こまめに出金を繰り返していると手数料もバカにできない額となってしまう。
他社とのスペックを比較してみた
他の会社と比較してみるとスペックの特徴が浮き彫りになる。会社ごとに強みと弱みがあるので、使い分けるトレーダーも多い。
XMと比較
XMtradingと比較してみた。レバレッジ、最低入金額、知名度、日本人トレーダー数はさすがにXMが上回っている。landFXが優れている点をあげるとすれば、「スプレッドの狭さ」「100%入金ボーナスの上限額(期間限定)」「取り扱い銘柄数」である。
スプレッドについては、XMの弱点でもあるわけだがLandFXの方が通貨ペアによっては実にXMの半分近いスプレッドのこともある。100%入金ボーナスはXMが5万円であるのに対し、ランドFXは期間限定ではあるが、50万円、30万円上限と大盤振る舞いだ。
スプレッドと入金ボーナスの上限限度額の優位性は極めて強力なアドバンテージとなる。
TitanFX,Axioryと比較
スプレッド特化型のタイタンFX、アキシオリーとの比較としては、スプレッドはほぼ互角な印象だ。axioryはスキャルピングに強いcTraderが使えるので、どうしてもcTraderでトレードしたい人であれば、Axioryの選択となる。
以前LandFXはスキャルピングができなかったので、短期売買でスプレッド手数料を抑えたい人であれば、TitanFXを利用していたが、現在ではLANDFXもスキャルピングを許可しているので、タイタンではなくランドFXを選ぶ人も増えてきた。
ボーナスの一切ないタイタンFXと比較して期間限定であるが入金ボーナスの充実しているランドFXの方が、使い方次第では資金効率化の点で上回る。
Gemforex,is6FXと比較
Gemforex,is6FXは新規口座開設ボーナスがある分、新規ユーザーへ対する訴求力はこの2社の方が強い。レバレッジも1000倍と十分だ。
スプレッドは2社とも平均値よりも狭いが、ランドFXの方がさらに狭いのでスプレッド重視であればやはりLANDFXに分がある。
DMMFX,ヒロセ通商と比較
DMMFX、GMOクリック証券、外為ドットコム、ヒロセ通商といった国内FX業者と比較してみる。
国内業者であるがゆえに、レバレッジMAX25倍、ゼロカットシステムなし、DD方式で不透明な注文と国内の会社は法律に縛られている以上、条件が厳しくLANDFXの優位性が際立つ。
LAND-FXまとめ
低スプレッドと豪華な入金ボーナスを両立させているのが、ランドFXだ。
TITANFXなどスプレッドが低い分、ボーナス制度を設けていないブローカーも多い中、その両方をしっかりと両立させてくれているのは、トレーダー側としては非常にありがたい存在だ。
ただし、ゼロカットの申告制や早朝のスプレッドの広がりなど、気を付けなければいけない点もあるのも事実。そのポイントだけ押さえておけば、非常にハイスペックで魅力的な業者だといえる。