Axioryのスワップポイントについてまとめた。海外FX業者の中でもAxioryはスワップポイント狙いトレードをしている人についてはあまり聞かないがその点についても解説する。
Axioryのスワップポイントについて
スワップポイントは、低い金利の通貨を売って高い金利の通貨を購入することで得られる金利差分の利益のことだ。
スワップ金利は買い/売りポジションでプラスかマイナスかのどちらかに分かれる。 スワップ金利狙いのトレードならプラススワップポジションを持つことが必須だ。
スワップ金利のメリットとして、ポジション保有しているだけで自動で収入が入ってくることだ。 チャートを見たりすることもなく、まさにほったらかしトレードが実現される。
ただし一日あたりに入ってくるスワップ金利は大きくないので、数カ月～数年の長期間でのポジション保有となる。
スワップポイントが付与されるタイミング
スワップ金利は、ニューヨーク市場が終わる日本時間の午前7時に付与される。
ニューヨーク時間は日本時間の6時となるので、この時間帯をまたいでいるかによってスワップ金利もかわってくる。
スイングトレードでなく、デイトレードでスワップ金利が欲しい場合は、ニューヨーク市場が閉まる前にオーダーを入れて、市場クローズ後に決済すると金利が発生する。
スワップは市場が閉まる土日もあるので、月曜日は土日分合わせて3日分のスワップポイントを受け取ることになる。
Axioryはスワップポイントが大きくない
アキシオリーの特徴として、他社と比較してスワップポイントが大きくないことがあげられる。
これは、プラスでもマイナスでも一緒だ。 プラススワップの時は、利益が大きくないが、逆にマイナススワップも小さいため、スイングトレードで長い期間マイナス側に保有する場合でも、損失分も小さいということになる。
スワップポイント狙いはマイナー通貨が高金利でおすすめ
それでも、Axioryなどの海外FX業者を使ってスワップポイント狙いでの取引であれば、高いスワップポイントをもらえるマイナー通貨がおすすめになる。
高スワップポイントを狙えるマイナー通貨は、南アフリカランドドル、ルーブル、トルコリラ、メキシコペソといったところが代表的だ。
マイナー通貨は、取引量が少ないためレートが大きいので、スプレッドがやや広めになっている。
ドル・円・ユーロなどメジャー通貨・基軸通貨だと値動きが小さいため、スワップポイント狙いではなく、一般の為替差益差損狙いのトレードが普通だろう。
スワップポイントのメリット
スワップ金利はリスクが小さいので、FX初心者が取り組みやすい方法だといえる。
ポジション保有だけで利益を得ることも可能だ。 一度持てばチャート分析も必要ない。
レートが安定していて、プラススワップ金利の場合、AXIORYの高いレバレッジをかけてスワップ金利を得ることも可能だ。
スワップポイントのデメリット
Axioryのスワップポイントのデメリットは、為替が変動するリスクがあることだ。
1回オーダーをいれれば、それで終わり、というわけではない。
ホールドしてスワップポイントを貯めていても、大きな値動きで意図しないポジション約定があると、今まで積み立ててきたスワップポイントがそこで終わることになってしまう。
両ポジションともマイナスになるケースに注意
通貨によっては、買い/売りポジションともに、マイナススワップになっている場合がある。 特に金利差の小さい通貨ペアは、手数料が大きくなるので、両方ともマイナスになるのだ。
もちろんそういった通貨ペアはスワップ対象からは除外しよう。
AXIORYのスワップポイントのまとめ
AXIORYのスワップポイントは他の海外FX会社と比較してマイナススワップポイントが大きくなく、日をまたいでポジションを持ちこしても大きなマイナスにはならないのがポイントだろう。
cTraderが使え、スプレッドも狭いことからスキャルピングに適した業者の印象が強いが、もちろんスキャルピングには有利だが、スイングトレードであってもマイナススワップ値が小さい分、トレードしても十分に対応できる。
ただし、スワップポイントトレードだけで見るのであれば、通貨ペアによっては、アキシオリーよりもプラス値が大きい業者は他にもある。一度比較してもいいだろう。
もしAXIORYでスワップポイント狙いのトレードを考えているのであれば、EUR/MXNあたりがおすすめできる。
